組み立てる上で気がついた点を述べます。
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(1)サイドのエアインテークを広げます。この場合、胴体のエアインテーク上部の強度が低下するので内側に1mm程度のベニヤ板で補強するとよいでしょう。補強の際はキャノピーの幅は狭くしないこと、バッテリーが入らなくなります。 |
加工前
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加工後
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固い部分はリュータで
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#300程度のサンドペーパを貼った丸棒で
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(2)主翼のカンザシは、あらかじめ角度をよく確かめて接着しておく。 |
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(3)ヒンジ
私の場合、エルロンやエレベータは完全に切り離して、テトラ製フィルムヒンジで連結した。この場合、元のヒンジのあった場所は避けましょう。
説明書どおりの加工をする場合、カッターナイフの刃を2枚貼り合わせた物を使って切ると適度な隙間が得られます。 |
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(4)サーボベッドの加工
サーボの大きさに合わせてバルサ板などを詰めた。両面テープを貼りつける側の発泡スチロールにはエポキシ接着剤を塗っておく。 |
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(5)サーボやモータへの配線は胴体を接合する前に済ませておくとよいでしょう。また、モータへの配線は、(+)と(-)の線をよじって片側を通した方がノイズ対策の面でよいでしょう。アンテナ線はモータ配線とは反対側に貼りつける。機首側から、受信機、アンプ、バッテリーの順番で配置しています。この段階で、エレベータサーボは延長ハーネス(30cm)を接続して配線済み、エルロンサーボは延長ハーネス(30cm)のみ通しておきます。延長ハーネスの接続部分はテープを貼り抜けないようにしておきます。
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(6)胴体の貼り合わせ |
エポキシ接着剤は60分硬化タイプを使うと作業に余裕が持てます。はみ出した接着剤が胴体表面に付着しないようにマスキングテープを貼っておきます。
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エルロンサーボ用リードハーネスに接着剤が付着しないように薄いプラ板で保護しておく。
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はみ出した接着剤を拭き取りながらポリエステルテープ(セロテープ)で貼り合わせていく。
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(7)バッテリーの固定
結束バンドだけでは、衝撃で移動するのでバッテリー前部にベロクロステープを貼りつける。 |
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(8)デカールを上手く貼るには
透明部分はできるだけ取り除き、マスキングテープで連結しておく。面積の大きい物は、剥離紙の一部をカットし(写真左)、位置を合わせて気泡が入らないように少しずつ指で扱いていく(写真右)。やり直すために剥がすと伸びてしまう。この場合ドライヤーで加熱した後静かに冷やすと元の形に戻る。 |
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