以前、RaspberryPi1Bを購入しましたが、処理速度が遅く、満足しなかったので、そのまま保管となりました。
今のRaspberryPi2Bは、LinuxOSで、それなりに使えます。
CPUを比較すると
RaspberryPi1B クロック700MHz 1コア
RaspberryPi2B クロック900MHz 4コア
しかも、RaspberryPi2用にMicrosoftが無償でWindows10を配布とか記事にあったので、
RaspberryPi2Bを購入し、Windows10IoTをインストールしてみました。
結論から先に言って、期待外れでした。
アプリは何も入っておらず、Windows10HomeかProの入ったPCと連携して、Visual Studioでプログラム開発するものです。
IoTの勉強目的なら使えますが、 RaspberryPi2Bスタンドアローンで、インターネットなどを楽しむことはできません。
ということで、現在は RaspberryPiが推奨するRaspbianOSを入れています。
以下に、RaspberryPi2BにWindows10IoTをインストールした過程を書いておきます。
インストール方法は次のページに書かれています。
http://ms-iot.github.io/content/en-US/win10/KitSetupRPI.htm
次のサイトにアクセスします。
http://ms-iot.github.io/content/en-US/Downloads.htm
↓ クリックして、ISOイメージファイルをダウンロードします。
ダウンロードしたISOイメージをマウントします。 右クリック⇒マウント
PCグループの中にDVDドライブとしてマウントされると思います。
この中に、WIndows_10_IoT_Core_RPi2.msiというインストーラーパッケージファイルがありますので、実行(インストール)します。
インストールが完了したら、アンマウントします。 「取り出し」をクリックします。
スタートメニュー⇒すべてのアプリの中に、Microsoft IoTが追加されます。
SDカードをPCにセットします。
WindowsIoTImageHelperを起動します。
Select the SD card内の該当するドライブをクリックします。
[Browse]をクリックし、flash.ffuファイルの場所を指定します。
[Flash]をクリックします。
[Continue]をクリックすると、イメージがSDカードに書き込まれます。
[Ok]をクリックして完了です。
SDカードを RaspberryPi2B のカードスロットに差し込み、電源を投入します。
Windowsのロゴが現れたときは期待しましたが、現れたのは次の画面です。
Windows10のPCから、Windows IoT Watcher を起動します。
Web Browser Here をクリックします。
ブラウザで、「Administrator」 「p@ssw0rd 」を入力し、OKをクリックすると、次の画面がでます。
ここまでです。