昨年より、太陽光発電所(50kW未満)の設置に向けています。
場所は、田を分筆し、999m2を使用します。
分筆、地目変更など、行政上の手続きが結構やっかいでした。
現在、盛土し、フェンスなど設置作業中です。
計画中の主な機材
・ソーラーパネル
リープトン製 LP156*156-P-60 (多結晶シリコン)
リープトンのHP
http://www.leaptonenergy.jp/index.html
とりあえず、安いので、これにしてみます。
比較的安価で、純国産に、「ジャパンソーラーファクトリー」があります。
・パワーコンディショナー(インバーター)
田淵電気製 EPU-B-T99P-SB (三相9.9kW)
田淵電気のHP
http://www.enetelus.jp/index.html
低圧給電の場合、50kW未満であることが要求されます。
これは、太陽電池の定格出力の合計、またはパワーコンディショナーの合計出力を50kW未満にすることです。
私は、太陽電池の定格出力の合計を50kW超えにし、パワーコンディショナーでセーブするようにしました。
9.9kW x 5 = 49.5kW
・ソーラーパネルの変換効率について
一般的に 単結晶シリコン > 多結晶シリコン > アモルファス となります。
小面積で高発電量を得るには、単結晶シリコンです。
また、ハイブリッドにしたものもあります。(パナソニックなど)
ちなみに、今回使用するリープトン製はパナソニック製の1/3の価格です。
宣伝に、「効率は〇〇%で最高です。」などと書かれていますが、効率は、条件により変化します。
電力=電圧×電流です。 電流は短絡したとき最大となります。 しかし、電圧はゼロです。
解放したとき電圧は最大になります。(1セル当たり0.5V)しかし、電流はゼロです。
電圧と電流の積が最大になる時に最大電力となります。
この最大電力になる負荷において、定格出力を換算しているわけですが、条件があります。
たとえば、周囲温度=25℃ とか・・・ 太陽電池の効率は温度が上昇するにつれて、低下します。
実際、発電量の多い夏季において25℃に保つのは不可能です。
・パネルの向きと迎角
年間を通して、最も積算発電量が多いのは、南向きで30°です。
しかし、複数列に配置した場合、迎角を30°にすると、列間のクリアランスを多くとる必要があります。前列のパネルの陰にならないために。
・売電価格について
年々、下がっていきます。 事業用と家庭用(余剰電力を売る)とで異なりますが・・・
しかし、設備投資費(パネルの価格)が下がっていくことは、間違いありません。
したがって、「何時するか?」 ⇒ 「今でしょう!」 とは、言い切れません。
・税金について
田・畑から地目変更する場合は、雑種地となります。
固定資産税は、新築「ソーラーの家」の場合、屋根の一部として評価されます。
既存の屋根の上に設置する場合は、かかりません。
それ以外は、固定資産税は発生しません。
今回、見積もりを5社とり、競争させましたが、最後まで着いてきたのは、サ〇ックスです。
サ〇ックスの場合、最初の見積より、300万円弱下げました。 私が契約したのはサ〇ックスではありません。
このブログをご覧の皆様で、もし、ソーラー発電設備を検討されている方は、多社の見積をとり、
競争させてみてはいかがでしょう(笑)
今後、「太陽発電」カテゴリーにて、進捗状況を公開していきます。