NSさんから修理を依頼された、HobbyNet製 120A ESC です。
衝撃で、コンデンサ4個中2個が紛失しただけです。
ESCは機能しているとのことでしたので、素人の私でも修理できると思い、引き受けました。
接着剤で貼りつけているだけだと思い、カッターナイフを入れ、ハンマーで叩いた結果です。
接着剤だけでなく、4本の皿ビスで止まっていました。
放熱器側を注意してみればよかったと後悔しています。
コンデンサを取り外したところです。 アンチスパーク抵抗100Ωが付いていました。
アンチスパークは外付けとし、この内臓アンチスパークは使用しないとのことなので、リード線を取りました。
制御に使われているマイコン(MPU)です。
MEGA168PAと書かれています。 ATMEL(アトメル)製の8ビットAVRです。
スイッチングに使われているFETです。
7164と書かれています。 NチャネルのパワーMOS-FETです。
Tj(半導体接合部の温度)=150℃のとき、Tc(ケース温度)=25度で、最大60A
、Ta(周囲温度)=25℃のとき最大23.5Aです。
36個ありますから、3で割って12個並列となります。
1個あたり20Aとして、240Aとなります。
修理のため、同じ容量、耐電圧のものを調達しました。
220μF 63V です。
Li-Po12セル対応ですから、1セル4.2Vとして計算すると、少なくとも50.4Vは必要になります。
定評のある(私も使っている)Castle製のICE-HVシリーズのESCは耐圧50Vのコンデンサを使っています。
写真右が、付いていたコンデンサで、Rubycon製でした。 写真左が購入した日本ケミコン製です。
同じ規格(105℃アルミ電解コンデンサ 63V 220μF)ですが、コンパクトです。
ケースサイズΦD×L:10mm×16mm です。
70Wの半田ごてを使ったのですが、放熱するため、取り外しや取り付けに苦労しました。
NSさんへ、 すいませんが、M2x15のなべビスと2mmワッシャーを4組用意しておいてください。
元々は皿ビスだったのですが、表の保護板のねじ穴が大きくなってしまったので。
保護板、スペーサー、基板、放熱器をビスで固定し、基板のFET実装面を放熱器に密着させる必要があります。
(PDF)パワーMOS-FET Si7164DPの技術資料を見る
コメント (3)
このたびは大変お世話になりました。
大変感謝しております。
これでまたフルパワーの復活です。楽しみだ~飛行場に行く時は連絡しますのでアンプ宜しくお願いします。
NS
投稿者: NS | 2012年09月30日 21:38
日時: 2012年09月30日 21:38
このたびは大変お世話になりました。
大変感謝しております。
これでまたフルパワーの復活です。楽しみだ~飛行場に行く時は連絡しますのでアンプ宜しくお願いします。
NS
投稿者: NS | 2012年09月30日 21:43
日時: 2012年09月30日 21:43
このたびは、大変お世話になりました。
感謝しております。
これでまたフルパワーの復活だ~
飛行場に行く時は連絡しますのでアンプ宜しくお願いします。
投稿者: NS | 2012年09月30日 21:53
日時: 2012年09月30日 21:53