9チャンネル送信機(JR X3810)のPPM出力波形です。
このようなパルス群が連続しています。
1つのパルス群を拡大し、ch1~ch5の順にひとつのチャンネルを変化させてみます。
左から順に、ch1~ch9となっています。 極性を逆(逆さま)にするとわかりやすと思いますが、
谷の部分のパルス幅は一定で、山の部分の幅が変化し、全体としてパルスの位置が変化しています。
これが、PPM(パルス位置変調)です。
この信号を信号波として、搬送波(電波)を変調して出力します。
変調方式は、27MHzではAM(振幅変調)、40MHzや72MHzではFM(周波数変調)となります。
AMよりFMの方がノイズに対して強いのですが、電波法に基づいて27MHzはAMとなります。
昔、「プロポはFMかPCMか?」とか言っていましたが、実は変調方式はどちらもFMなのです。
つまり、信号波がPCMかPPMで、変調波(電波)はどちらもFMなのです。
PPMPとPPMNについて
PPM信号の極性によって
PPMP(Positive) ・・・ JR、SANWA
PPMN(Negative) ・・・ FUTABA
があります。
したがって、PPMでもJR用、FUTABA用とかがあるわけです。
HITEC AURORA9では、設定メニューが用意されています。