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2013年09月 アーカイブ

2013年09月02日

EOSシリーズ充電器用セッティングシート

Hyperion製EOSシリーズ充電器用アプリ「EOS CONTROL & DATA SUITE (ECDS)」を使ってみました。

・ メモリーNo.に名称が付けられます。例えば「T-REX600」のように。これは、充電器本体ではできません。
・ 設定内容の保存・復元ができます。 ただし、ファームウェアのバージョンにより不可能な場合もあります。

ところで、題目の「EOSシリーズ充電器用セッティングシート」をExcelで作成してみました。
充電器の設定は、手作業です(笑)
ちょっとした忘備録かな!?


eos_setting_seet_01.png


オリーブ色の列は自動計算します。


最初に、次の項目を入力します。


eos_setting_seet_02.png

(左の表)
Battery Volts [V/Cell] ・・・ 1セルあたりの定格電圧。 このままで良いと思います。
Charge Amps [xC] ・・・ 何Cで充電するかを指定します。
Discharge Amps [xC] ・・・ 何Cで放電するかを指定します。
Discharge Volts [V/Cell] ・・・ 放電を停止する電圧を指定します。 NiCd と NiMh は 0.5V が良いでしょう。
(右の表)
充電器の1ポートあたりの能力を指定します。  EOS 0615i-DUO3 を例にしています。

Max Watts Output [W] ・・・ 1ポートあたりの最大充電電力
Max Current Output [A] ・・・ 1ポートあたりの最大充電電流
Discharge Watts Limit [W] ・・・ 1ポートあたりの最大放電電力
Discharge Current Limit [A] ・・・ 1ポートあたりの最大放電電流

これにより、充電・放電時の電流が最大電流を超えた場合は最大電流値に、
かつ、バッテリーの定格電圧と電流との積が最大電力を超えた場合は最大電力値になるように、
電流値を計算しています。


粗末なものですが、雛形としてご利用される方は、ご自由にダウンロードしてください。
ウイルスチェックはしております。


EXCEL_50x50.png EOS_Charger_Setting_Seet.xlsxファイルをダウンロード

ZIP_50x50.png EOS_Charger_Setting_Seet.zipファイルをダウンロード


Li-Poバッテリーを過放電させてしまいました

やってしまいました。
数回しか使用していないLi-Poバッテリー「KYPOM製 3S 5100mAh 35C」 を BECに接続したまま放置しました。
結果、バッテリーのトータル電圧が3V弱、少々膨らんでしまいました。


kypom_3s5100mah35c_01.jpg


いつもの方法で、復旧させてみることにしました。

Li-Poモードでは充電を受付けません。
Ni-Cd モードで、8セル(9.6V) 1A位 で充電開始し、9Vを超えた頃、中止します。(1セルあたり3V以上)
正常なLi-Poモードで、ストアー充電します。

バッテリーは、少し膨らんでしまいましたが、その後、放電と充電を各1回したら、膨らみは、まったくなくなりました。

同一製品を2個所有しているので、内部抵抗を比較してみました。

正常な使い方をしたバッテリー  1.2mΩ  1.2mΩ  1.2mΩ
過放電させたバッテリー      1.3mΩ  1.4mΩ  1.2mΩ

新品時の内部抵抗を確認していなかったので、何ともいえません。
とりあえず、正常に使用できるので良かったです。

私の所有しているバッテリーの中には、いくつか膨らんだバッテリーもありますが、
「膨らんだから放電能力が低下した」 とは、一概に言えないようですね。
膨らんでいなくても内部抵抗が十数mΩになってパワーが出ないものもあれば、膨らんでも、パワーが出るものもあります。

2013年09月03日

KENWOOD製ナビMDV-700シリーズのファームウェアが更新

●2013/87/30リリース
バージョン
  MDV-Z700W: 1.5.0065.0100
  MDV-Z700:   1.5.0065.0100
  MDV-X500:   1.5.0065.0200
  MDV-R700:  1.5.0065.0200

【ナビゲーション機能】
 • DSRC割り込み表示で、適切でない内容が表示されることがある問題を対策しました。

【AV機能】
 • 一部Bluetooth機器において、ハンズフリー接続とデータ接続をする際に、
  データ接続ができないことがある問題を改善しました。
  ※ 改善が見られない場合は、Bluetooth設定のデバイス接続をオーディオ/データ接続に
  設定する事で改善される場合があります。
 • iPodを接続した場合の動作の安定性を向上しました。
 • 各種フォーマットのファイル再生について、再生動作の安定性を向上しました。

【システム】
 • KENWOOD Drive Info.との連携動作の安定性を向上しました。

【その他】
 • その他、表示、各種動作を改善しました。


最新ファームウェアのダウンロード及びアップデート方法はこちら

http://www2.jvckenwood.com/faq/ce_navi/firmware/mdv_z700_x500_r700/index.html


2013年09月12日

NAZA-M のファームウェア v4.00

(この記事は更新されました)

NAZA-M及びNAZA-M V2 のファームウェア v4.00 がリリースされました。
リリースノートによると、追加機能として

・16個のウェイポイントが設定できます。
アシスタントソフトウェアでは、項目が見当たりません。おそらく、Bluetoothを使った、i-Phoneアプリでしか行えないのでしょう。

・フライトエリアが設定できます。
 アシスタントソフトウェアで、高度[m]と半径[m]のリミットが設定できます。

・モーターのテスト機能
など
Wookongの機能が追加されましたね。

DJI NAZA-Mのダウンロードページ
http://www.dji.com/download/naza-m-downloads/

2013年09月15日

フライトエリアの設定 ~ NAZA-M

NAZA-M及びNAZA-M V2 のファームウェア v4.00 がリリースされました。
追加機能の1つに「Flight Limits 」があります。


naza_asistant_limit_01.png


naza_asistant_limit_02.png


・ ホームポイントを中心とした半径および高度は10m~100000mの範囲で設定できます。
・ フライトリミットが作動するのは、GPSモードまたはAtti.モードのときです。
・ フライトリミットを超えたエリアで飛行した場合、スロットルとラダーのみ制御できます。
  その後、ホームポイントに向かって戻ってきます。
  エリア内に戻ったら、全ての制御が可能になります。
・ フェイルセーフと地上での操作は、このフライトリミットに制限されません。

FY-550フレームにスキッド・・・思案中

TAROT FY-550フレーム用にTAROTランディングギア TL2749-01を購入しました。


skid_tl2749-01_01.jpg


どのようにして、フレームに取り付けようか、ただいま思案中です。
写真のような小さなクランプが1個付属しているだけです。


skid_tl2749-01_02.jpg


skid_tl2749-01_03.jpg

2013年09月16日

Planex製 MZK-xx300Dシリーズについて

mzk-mf300d.jpg
Planex製 MZK-MF300D ルーター
Planex製 MZK-SA300D アクセスポイント
Planex製 MZK-EX300D 中継機(エクステンダー)

これら3つの基板を見比べたところ、まったく同じ構造でした。
スイッチ・コネクター類も、(不要であっても)付いています。
プラスチックケースに印刷されている文字が異なるだけです。

もしや、ファームウェアが異なるだけでは? そこで、検証してみました。
当たりです。 MZK-SA300D に MZK-MF300D のファームウェアを入れたところ、
ちゃんと MZK-MF300D として働きました。


まずは、MZK-MF300D をベースにして、テストしました。

mzk-mf.png


これに、MZK-SA300D のファームウェアを入れてみました。
(操作) 「管理」 ⇒ 「ファームウェア更新」 ⇒ MZK_SA300D_httpupgrade.bin ファイルを選択して更新する。

mzk-sa.png

MACアドレスが同じことに注目してください。


MZK-EX300D のファームウェアを入れてみました。

mzk-ex.png


つぎに、MZK-SA300D に MZK-EX300D のファームウェアを入れてみました。

mzk-mf_sa.png

元々の MZK-SA300D のMACアドレスは、00:22:cf:??:??:19 でした。
WAN側のMACアドレスも入っています。  動作もOKでした。


(結論)
Planex製
MZK-MF300D(ルーター)      メーカー表示価格 6,000円
MZK-SA300D(アクセスポイント)  メーカー表示価格 5,500円
MZK-EX300D(エクステンダー)   メーカー表示価格 6,500円
販売価格が異なります。

つまり、一番安いものを購入し、プラネックスのHPからファームウェアをダウンロードして、
必要に応じて、入れ替えて使うのがお得ですね。


NAZA-Mの新機能、フライトリミットのテスト結果

NAZA-Mの新機能の一つである「フライトリミット」のテストを行いました。
台風の影響で、強風な日でしたが、大体の動作は把握できました。

・ 水平方向において、エリアを超えた場合、エルロンとエレベータの操作が無効になります。
  ホームポジションまでは戻ってきません。おおよそ10m圏内まで戻ります。
  ノーマルモードに移行すると、全ての操作が有効になります。
  また、フェイルセーフ(ゴー・ホーム)は、いつでも優先されます。

・ 垂直方向においては、指定した高度以上に上昇しません。
  全ての操作は有効です。

ビデオをご覧ください。


2013年09月20日

マルチコプタースキッド取付金具

マルチコプター用TAROT製スキッド取付金具が届きました。

みゅーさんのアドバイスのおかげです。ありがとうございました。


写真左がスキッド取付金具で、販売元によって型番が異なるようです。


parts_20130920.jpg

写真左は、ついでに購入した、スイッチングBECです。価格が安くて高性能なので、気に入って愛用しております。
具体的には、
・ 出力電流の変化に対して出力電圧が安定している。
・ リップル(スイッチングノイズ)が小さい。
・ スイッチング周波数がある程度高いもの(200kHz)、小容量コンデンサでリップルが除去できます。
・ 保護回路がきちんと作動するもの。

メーカー、価格を気にせず、他人の評価は多少気にしながら、負荷テストを行った上で使用するかどうか決めています。
中には、定格電流を流すと壊れるものもありました。
動特性については、実際にサーボを付けて、使用感ですかね。

関連ページ「BECの特性を調べる」
http://www.wcnet.jp/lily/blog0/2012/04/bec.html

2013年09月21日

空撮用のマルチが墜落しました

今日、空撮用のマルチが墜落しました。5フライト目でした。
その間、設定変更などは、行っていません。
友人の飛行機を探索するため、15mほどの高度で走らせ、停止させ、その後、操作しないのに降下しはじめたので、スロットルをフルハイにしましたが、そのまま降下し続け、墜落しました。
ミイラ取りがミイラになりました(笑)


s606_crash.jpg


バッテリー残量は、86%でした。
泥が付着していたので、清掃しました。
その後、モーターを回してみましたが、全て正常です。
プロペラは6枚中5枚が破損していました。
目視できていた限りは水平状態で降下していましたが、背面状態で墜落していました。
黄色のカバーは破損しましたが、カバーのおかげで、内部の電子部品は無事でした。
スキッド、ジンバル、カメラは無事でした。

原因が不明です。
修理可能な状態ですので、直そうと思っています。

搭載カメラが録画したものです。カメラアングルが下向きなので、分かりにくいですが・・・



原因究明のためのコメント、お待ちしております。


2013年09月23日

自動着陸時にバウンド~地面効果!?

FY-550 + NAZA-M Lite です。
自動着陸時にバウンドしてしまいます。
おそらく、地面効果だと思って、発泡スチロール10cmの仮スキッドを付けたところ、バウンドしなくなりました。
実験時のビデオです。



カッコいいスキッドを取り付けることにしました。
FY-550は、各アームに5cmほどのスキッドが付いています。
実験結果から、空撮しないなら8cm高のスキッドでOKと考えられます。

2013年09月25日

FY-550にスキッドを取り付けました

skid_tl2749-01_04.jpg


取付金具を取り付ける穴をあける位置を決めました。

skid_tl2749-01_05.jpg


ボトムフレームは、プリント配線がされていますので、念のため、トランジスター用絶縁ブッシングを挿入しました。
私の場合、プリント配線の(+)と(-) を逆に使っています。

skid_tl2749-01_06.jpg skid_tl2749-01_07.jpg


下側の面には、プラスチック板を貼り付けました。スキッド取付金具の取付位置合わせを容易にする目的で、絶縁とは関係ありません。

skid_tl2749-01_08.jpg


完成しました。

skid_tl2749-01_09.jpg


スキッド縦パイプは、まだ接着していません。
カメラ用ジンバルを装着しようか、迷っています。
ジンバルを装着しないなら、スキッドの高さを今の半分くらいにしようと考えています。

最後になりましたが、スキッド取付に際してアドバイスを頂いた みゅー さんに感謝したします。

2013年09月29日

S606+NAZA 高度300mで空撮

S606+NAZA を高度300mまで上げてみました。



一週間前に墜落した機体です。
墜落の原因は、はっきりしていません。
モーター、ESC、配線は異常なし。
プロペラの破損ではなさそうです。この機体は折り畳み式で、アームの取付ネジの締め付けがゆるくて、隣のプロペラと接触して、墜落した経験があります。
しかし、墜落現場に、折れたプロペラの破片が5枚あり、空中でプロペラが破損した形跡がありません。

想像ですが、コンパスがエラーを起こしたのでは・・・と思っています。
フレーム底部に貼り付けていた、スイッチングBECをコンパスモジュール付近に、ロックタイで、仮止していました。
このBECは、鉄板(強磁性体)でシールドされています。コンパスの再キャリブレーションも行っていません。

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