« NAZAのコンパスの値 | メイン | GPSを使った測位アルゴリズム »

IDE互換 ⇒AHCIモードに変更(Windows7)



先日SATA2機器(SSDやHDDなど)がIDE互換モードで動作していることに気づき、AHCI モードに変更しました。
AHCI (Advanced Host Controller Interface)とはSATA2のネイティブ・インターフェイスです。
AHCI を使うとNCQやホットプラグなどの機能が有効になります。
HDDやSSDなどがAHCI (SATA2)に対応していないと使えません。今では、ほとんど対応しています。
Windows7では、標準でAHCI ドライバーが用意されています。
Windows7を新規にインストールする時、ストレージインターフェイスがAHCI に設定されていれば、自動でドライバーをインストールしてくれます。
私の場合は、IDE設定でWindows7をインストールし、その後、AHCI に変更したのですが、ドライバーは自動でインストールされました。

(手順)
1. レジストリーを変更します。 
  regedit を起動します。
  HKEY_LOCAL_MACHINE ⇒ System ⇒ CurrentControlSet ⇒ Services ⇒ Msahci の順に開きます。


ahci_regedit.png


Start の値をゼロに変更します。 名前「Start」をクリックし、値にゼロを入れます。 元は3 などになっています。
regedit を閉じます。

2. PCを再起動します。

3. BIOS設定でストレージインターフェイスをAHCI に変更し、再起動します。

4. 通常どおりWindows7へログオンすると、その後、必要なドライバーが自動でインストールされます。
  そのまま待っていると、再起動の指示がでるので、今すぐ再起動します。


デバイスマネージャーで確認


ahci_device.png


さて、転送速度は変わってるかな?
私は、OSドライブにSSD(INTEL SSDSC2CW240A3、240GB、SATA 6GB/s)を使っています。

IDE互換モードのとき


ide_benchmark_ssd.png


AHCI モードのとき


ahci_benchmark_ssd.png


確かに、速くなっています。


コメントを投稿

About

2013年05月21日 09:18に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「NAZAのコンパスの値」です。

次の投稿は「GPSを使った測位アルゴリズム」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35