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2013年03月 アーカイブ

2013年03月08日

カーナビKENWOOD製MDV-Z700を買いました



フィット シャトル ハイブリッドを購入しました。
さっそく、カーナビ&AVシステムの選定をすることになりました。
結果、KENWOOD製MDV-Z700に決めました。

(選定理由)
1. Android端末(スマホ)に対応している。
2. スマートフォン感覚で操作できる。(タッチ、フリック、ピンチ、ドラッグの操作)
 他社製品と比較して、動きが滑らかです。
3. 地図のアップデートが5年間無料です。
4. 液晶パネルのチルト機能。マイナス(下向き)にもできるので、ホンダ車にお勧め。
5. 主記憶装置がSSDであること。
6. 地デジ(フルセグ)対応であること。
7. リアビューモニター対応、ステアリングリモコン対応であること。
8. 各種メディア(CD、DVD、USBメモリ、SDカードメモリ)に対応。
  

mdv-z700_0.jpg


写真は、HOME画面です。

(実際に使ってみて)

・操作性
 満足しています。直観的で、とてもわかりやすいです。ドラッグしたときの追従性も良好です。
 ピンチ操作による地図の縮小・拡大も、良好です。
 また、(メニュー項目など)スクロールもサイドにスライダーが付いており、高速スクロールもできます。
 ドラッグやピンチ操作時に、ギクシャク感がほとんどありません。
 応答も早く、ストレスを感じません。

・地図
 私的には、少し「見にくい」かなって感じです。3Dは好きではないので、2Dにしました。

・オーディオ・ビジュアル
 音質は良いと思いました。画質も比較的きれいです。
 PCや家電で採用されているCODECは、ほとんどサポートされています。
 イコライザ付き、4スピーカーのバランスは音量だけでなく、遅延も調整できます。 

・Bluetoothによるハンズフリー通話
 マイクの感度も良く、スピーカーからの回り込みも少なく、良好でした。

・スマートフォン連携機能

 Androidスマホでは、Bluetoothにより無線で連携できます。

 ・電話帳データーをMDV-Z700が自動で読み込みます。
  約700件のデーターを転送するのに要した時間は、およそ3分でした。

 ・NaviConアプリ(無料)と連動して、ナビ本体の操作(移動、縮小・拡大、ピンを目的地に)ができます。
  応答性は、まずまず良いです。同乗者に目的地を探してもらうときなどに重宝します。
  地図も、(私的には)MDV-Z700よりNaviConアプリのほうが、見やすかったりして(笑)

NaviConアプリの画面
  MDV-Z700と連携すると、左上が「ONLINE」になります。


mdv-z700_1.png


KENWOOD MDV-Z700 の商品紹介のページ

http://www2.jvckenwood.com/products/carnavi/mdv_z700/index.html


私はKENWOODの回し者ではございませんので!!



2013年03月09日

ホンダFITシャトルにナビを取り付けました



(インストール記録)
ホンダFITシャトルにカーナビゲーション&AVシステムを取り付けました。

車名・仕様: ホンダFITシャトル HYBRID Sセレクト (リアビューカメラ、ハンドルリモコン付、ナビ仕様の配線済み)

ナビ&AVシステム: KENWOOD製 MDV-Z700


● 接続キット

・配線キット NKK-H74D
adaptor_nkk-h74d.jpg


・ホンダ純正カメラの信号をNTSC信号に変換するものです
adaptor_rca013h.jpg


・ハンドルリモコンに接続するためのコネクター  KNA-300EX
adaptor_kna-300ex.jpg


● ピラーの内貼りを外す

赤丸の位置にピンがあります。 ピラー付近のみモールをはずし、内貼りを手前に引くとピンが外れ、上に持ち上げると取り外せます。
白い部分全体が外れます。下部は、ロックされていません。

navi_shuttle_01.jpg



● センターパネルを外す

①上側のグローブボックスの蓋をあけると、幅1cmほどの隙間がありますので、そこから、板状の物を差し込み抉ると、センターパネルが少し上に上がります。(段差ができる)
②段差とわずかな隙間を利用して、③センターパネルを手前に引きます。

navi_shuttle_02.jpg


ピンのある位置です。 赤色のピンは外れやすいので、取り付けるときには付いていることを確認します。
写真のセンターパネルは、加工済みです。窓枠の突起部分をカットしています。

navi_shuttle_02a.jpg



● TVアンテナの取付

点検証が貼られている左側から始めるとよいでしょう。
位置を決め、アンテナエレメントをマスキングテープで仮止めします。
ピラー側のアンテナエレメントは、ピラー側に寄せすぎると、電極(ブースター)部が正常な位置に取り付けられなくなるので、注意が必要です。
内貼りのある状態で、マスキングテープ等で印をつけておくとよいでしょう。
Ⅰ、Ⅱの順に剥離紙を剥がし、貼り付けます。 Ⅲは、電極(ブースター)部を貼る前に剥がします。
(左右対称に貼るために)
左側が完了したら、OHPシートなどの透明フィルムをガラス面に当て、ペンでアンテナエレメントの位置をマークします。透明フィルムを裏返して、右側の位置を決めればよいと思います。

navi_shuttle_03.jpg


電極(ブースター)部を貼るための「位置合わせ▲マーク」があるのですが、見にくかったので、マスキングテープに印を付けておきました。

navi_shuttle_04.jpg


電極部の左右のツメを広げると、アンプ部(ブースター)が分離できます。ツメは折れやすいので注意が必要です。

navi_shuttle_05.jpg


電極(ブースター)部から12cmくらい(余裕をもって)引き出した状態で、2本の同軸ケーブル(アンテナケーブル)を、既存のハーネスに沿わせて、インシュロックかハーネステープで数か所固定します。

navi_shuttle_06.jpg

navi_shuttle_07.jpg


ピラーの内貼りを取り付けます。
もし、隙間が広がって、気になるようでしたら、ホットボンドで固定します。

navi_shuttle_08.jpg


電極(ブースター)部を貼り付けます。
navi_shuttle_09.jpg


TVアンテナの同軸ケーブルは
既存のハーネスに沿わせて、インシュロックかハーネステープで固定しながら、センターコンソール位置まで配線します。
作業にあたって
運転席側は、下部パネルを外します。ツマミを回し、下に引くと外れます。
助手側下部のパネルをはずし、下側グローブボックスの両サイドを内側に押すと、グローブボックス本体が真下まで傾きます。



● GPSアンテナの取付

(私は、ダッシュボードの上に取り付けるのが嫌いなので)
ダッシュボードの裏面に貼り付けました。
鉛ガラスでの電波の減衰はありますが、樹脂製ダッシュボードによる減衰はありません。

navi_shuttle_10.jpg


GPSアンテナの貼り付けに用いた両面テープ
今まで、サーボの固定などで実績があります。たぶん大丈夫でしょう。

navi_shuttle_11.jpg



● マイクロフォンの取付

取付説明書にはステアリングコラム上部に取り付けるよう説明されていましたが、恰好が悪いので、側下部にしました。
実験の結果、この位置でも良好でした。

navi_shuttle_12.jpg



● 変換ケーブルの製作

配線キットNKK-H74D、リアカメラアダプターRCA013H、リモコン用コネクタ付ケーブルKNA-300EX、それとMDV-Z700付属のケーブルを使用します。

不要な線は取り除き、また、不必要に長い線も短くしました。
車体側との接続は圧着スリーブまたはギボシ端子としました。半田コテで新車を焦がすといけないと思ったので。

KNA-300EXのKEY①とKEY④は10cmほど延長して、車体側のハーネスにリングスリーブで接続します。
車速検出(S-SENS ピンク)線は不要に長かったので、ダイオード(白色のプラスチック内)側を切断し、ハンダ付けしました。

現時点では、リアカメラしか使わないので、それ以外のAV入出力ケーブルはコネクタから取り外しました。

GND(黒線)はナビ側と車体側とを直結し、リアカメラ接続アダプターのGND線とパーキング検出(PRK-SW 若草)も、GNDに接続しています(※)。R型圧着端子は取り除きました。
R型圧着端子をボデーに接続する意味はほとんどありません。なぜなら、車体側コネクタのGND(黒線)は、近距離でボデーに接続されています。かつ、ナビ本体を取り付けた後は、下側2本のボルトでボデーに接続されます。

※パーキング検出線をGNDにすると、走行中でもナビの操作やTVが視聴できます。自己責任でお願いします。


navi_shuttle_13s.jpg


配線図(PDF形式)

fit_shuttle_mdv-z700_wiring.png


現時点で不要なケーブルはコネクタハウジングから取り外し、保管しておきます。

navi_shuttle_14.jpg

mdv-z700_rca-connector.png


● 変換ケーブルの車体への接続

FITシャトルハイブリッドのオーディオコネクターのピン配置は、次のようになっています。


fit_shuttle_av-connector_0.png


オーディオコネクタを接続します。ロックレバー(白色)が付いています。

ステアリングリモコン&ETCコネクタ(KNA-300EX)のKEY①線を車体側オーディオコネクターのピンク線に接続します。

(注意)写真では、コネクタ側に矢印が付いていますが、切断した線に結線します。
このコネクタ用コンタクトが入手できれば、スマートに仕上がるのですが。

navi_shuttle_15a.jpg


ステアリングリモコン&ETCコネクタ(KNA-300EX)のKEY④線を車体側オーディオコネクターの白(橙)線に接続します。

navi_shuttle_15b.jpg


車体側に2ピンのコネクターがあります。

リバース検出(REVERSE 紫/白)線を緑線に、パーキング検出(PRK-SW 若草)線をオレンジ線に接続します。
ただし、パーキング検出線をGNDに接続している場合は、オレンジ線に接続してはいけません。

navi_shuttle_16.jpg


リアカメラ変換ユニットを固定します。 ケース底面にスポンジテープ(※)を貼り、インシュロックで縛ると、しっかり固定できます。
※私は、コネクターに巻いているテープと同じ、JR PROPOから販売されているものを使いました。

navi_shuttle_17a.jpg


FM/AMアンテナ変換ケーブルを接続します。
写真右のコネクターは使用しません。これは、純正ナビのTV用で、アンテナ本体はFM/AMアンテナと共用です。
ブースター電源供給線(青)は、MDV-Z700のアンテナコントロール(青)に接続します。

navi_shuttle_18.jpg


変換ケーブル類の設置が完了した様子

GPSアンテナやTVアンテナの同軸ケーブルは長すぎます。余ったケーブルは、ループ状に処理しておきます。 ペシャンコに束ねないほうが良い(減衰が少ない)です。(※)

マイクのコード(シールド線)は、2つ折りにして巻き、ペシャンコに束ねるとよいでしょう。外部から誘導ノイズが入りにくいです。

navi_shuttle_19s.jpg

※同軸ケーブルは最短距離で直線で使用するのが理想です。曲げると、その部分の特性インピーダンスが変わり、結果、インピーダンス不整合により減衰量が増加します。
同軸ケーブルは、鋭角に曲げたり強く縛って変形(断面が楕円形に)させたりしないほうがよいです。
必要最小限の長さに加工できれば理想ですが、コネクターが入手できないので無理ですね。

低周波ノイズの軽減
オーディオ用シールド線は、できるだけ束ねます。たとえば、左右チャンネルの信号線など。
シールド側(アース線)で、ループができると、電磁誘導ノイズの影響を受けやすくなります。



● MDV-Z700へブラケット・パネルを取り付けます。

NKK-H74Dの取付説明書に従って組み立てます。センターパネルも加工します。

ブラケット取付位置は左右で異なるので気を付けてください。右側が奥に付きます。


navi_shuttle_20.jpg



● 車体にMDV-Z700を接続・固定する

あらかじめ、
・内装に傷がつかないように、段ボールやガムテープで養生しておくとよいでしょう。
・スピードナットを左右に取り付けておきます。
・USBケーブルはシリコン素材のスパイラルチューブで覆いました。このスパイラルチューブは柔らかく柔軟性に富んでいます。
・USBケーブルは助手席下側のグローブボックスの向きに引き出します。

navi_shuttle_21s.jpg


MDV-Z700を固定します

・ハザードスイッチハーネスを引き出しておきます。
・センターパネルを合わせてみて、固定位置を微調整します。


navi_shuttle_22.jpg


USBケーブルの処理

・助手席側のコンソール下部のパネルをはずし、下側グローブボックスの両サイドを内側に押すと、グローブボックス本体が真下に向き、作業しやすくなります。

・USBケーブルが上下のグローブボックスに挟まれないように引き出し位置を決めます。

navi_shuttle_23.jpg


navi_shuttle_24.jpg



● 動作チェックと初期設定

・スピーカーの結線ミスがないか確認します。
 スピーカーの極性はギボシ端子のオス・メスなので間違いはないと思います。

情報・設定メニュー ⇒ サウンド設定 ⇒ バランス/フェダー  (取扱説明書p.152~)

カーソルを右前にしたとき、右前のスピーカーからのみ音が出ていることを確認します。他の3つは無音です。
同様に、左前、右後、左後を確認します。

navi_shuttle_30.jpg

前後左右は正しいか?
同時に2つのスピーカーから音が聞こえる場合は、右前(+)が右前(+)、右前(-)が左後(-)のようにバラバラに接続されています。


・リアビューカメラの設定   (取扱説明書p.187~)

情報・設定メニュー ⇒ システム設定 ⇒ 車両設定 ⇒ リアカメラ接続

「汎用カメラ」を選択し、「閉じる」をクリックします。

navi_shuttle_31.jpg


・ステアリングリモコンの設定   (取扱説明書p.192~)

情報・設定メニュー ⇒ システム設定 ⇒ 車両設定 ⇒ ステアリングリモコン

「ホンダA/B」を選択し、「閉じる」をクリックします。

navi_shuttle_31.jpg

この設定では、ステアリングリモコンの「MODE」ボタンで、ソースが切り替わります。
変更したいときは
「ステアリングリモコン」を選択クリックして、「ユーザー学習」を選択し、「閉じる」をクリックします。
「ステアリングリモコン学習」項目が有効になりますので、選択クリックします。

VOL▲ VOL▼ CH▲ CH▼ MODE と一つづつ学習させ、最後に「学習完了」をクリックします。

写真はMODEボタンを「HOME」に設定した例です。

navi_shuttle_32.jpg


・GPSの受信状態

 HOME画面において、コンパスをクリックするとGPS天空図が表示されます。

navi_shuttle_33.jpg navi_shuttle_34.jpg


・車速センサー

情報・設定メニュー ⇒ 接続情報  (取扱説明書p.165~)

加速させたとき、「車速パルス」の数値が上昇すれば正常です。

navi_shuttle_35.jpg


・テレビ、リアビューモニターの動作点検

シフトレバーを「R」にすると、リアビューモニター画面に切り替われば正常です。

navi_shuttle_36.jpg navi_shuttle_37.jpg


・リアビューモニターのガイド線の調整   (取扱説明書p.191)

情報・設定メニュー ⇒ システム設定 ⇒ 車両設定 ⇒ リアカメラ調整

必要に応じて行います。

navi_shuttle_38.jpg


・その他

 CD、DVD、USBメモリ、SDカードメモリなどのメディアとの接続を確認します。

(ただ今、更新中)

2013年03月10日

充電用鉛バッテリーの搭載~FITシャトル



ホンダFITシャトルの荷物置場に、12V35Ahの鉛バッテリーが2個入る場所がありました。

蓋を取ると、ちょうど良い奥行のスペースがあります。バッテリーを置き蓋を置くと、1cmくらい蓋が浮きます。

底板に合わせて、滑り止めシートをカットします。左右は対称ではありません。

battery_holder_fit_01.jpg


バッテリーを置いた状態です。 車のセンターより左に寄っています。

battery_holder_fit_02.jpg


ターミナル位置に合わせ、蓋に直径4cmの穴をあけました。工具には木工用ホールソーを使いました。
位置合わせの方法は、ターミナルに、円形シールを接着面を上にして置き、蓋を押し付けてシールを蓋に貼り付けました。

蓋の表面

battery_holder_fit_03.jpg


蓋の裏面
直列接続する部分をカットしています。

battery_holder_fit_04.jpg


蓋をした状態です。

battery_holder_fit_05.jpg


キャップを作りました。使用したのは電気工事で使うグロメットです。

battery_holder_fit_06.jpg


キャップをした状態

battery_holder_fit_07.jpg


充電器を接続したらこんな感じになります。

battery_holder_fit_08.jpg

荷物置き前面に滑り止めシートを敷きました。

2013年03月12日

FITシャトル ハイブリッドの動力用バッテリー



FITシャトル ハイブリッドの動力用バッテリー(Ni-MH)を拝見させてもらいました。

左右のビス(#2+)を外し、化粧板を上に持ち上げます。前側は、2か所はめ込みになっています。
工具入れトレーを外します。(写真と順番が違います)

fit_ni-mh_battery_00.jpg


保護カバーを外します。 2本の電線は、単にシールド効果を高めるためのボンディング線です。
おそらく、感電事故などを防止するための万全対策でしょう。

黄色3本 ・・・ 10mm六角ボルト(M5ネジ)
オレンジ4本 ・・・ 30Hトルクネジ(M5ネジ) (※1)
緑2本 ・・・ プラスチックピン
を外します。

fit_ni-mh_battery_01.jpg


(※1)
HEXボルトではありませんので注意してください。
また、締め付けがきつかったので、電動インパクトドライバーを使用しました。


トルクネジ用ビット

fit_ni-mh_battery_02.jpg


電源スイッチのレバーをOFF側にスライドし、隠れていた六角ボルトを外します。

fit_ni-mh_battery_03.jpg


さらにカバーを外さないと、バッテリー本体は見えませんが、今回は、ここまでにしておきます。

fit_ni-mh_battery_04.jpg


ECUの場所は?です。
ECUの主な機能はバランス充電機能です。充放電を繰り返すと、各セルの電圧がアンバランスになってきます。
ラジコン界では、Li-Poの充電時のみバランス充電し、Ni-CdやNi-MHでは、完全放電してから充電するのが常です。Li-Poの場合は完全放電させるとダメになりますからね。
しかし、Ni-MHでも、バランス充電させれば、いちいち完全放電させる必要がなくなると思うんですが、ラジコン用のNi-MHバッテリーにはバランス端子が付いていないですね。


電圧を測定してみました。

fit_ni-mh_battery_05.jpg

無負荷時で、DC110Vでした。

電源スイッチをONにするには、赤いボタンを押したまま、レバーをON側にスライドさせます。

fit_ni-mh_battery_06.jpg


(所見)

・このバッテリーは、(直流的に)フレーム(ボデー)に接続されていません。ただし、コンデンサ結合されているみたいです。したがって、フレームGNDと分けて考える必要があります。

・バッテリーの出力電圧が、定格100VDCなので、スイッチングタイプの安定化電源、ACアダプターやAC対応の充電器(EOS 720i NET3-ADなど)などは使えるでしょう。 (※2)

・大電流を流すと車本体の性能が劣化するかもしれないので、ラジコン用バッテリーの充電はやめておきます。しかし、ノートPCなどのACアダプターの接続程度なら良いかもしれません。わざわざインバーターを購入しなくて済みます。

(※2)
・直流のため、シリーズタイプ(トランス入力)の安定化電源やACアダプターは使用できません。もし使用したら短絡事故が発生します。
・スイッチングタイプのACアダプターなどは、AC入力側にブリッジ整流回路が入っていますので、接続の際の±極性は関係しません。


2013年03月22日

JVC GZ-EX250で空撮



昨年の12月頃から使用している空撮システムです。


everio_sync_01.png.jpg


カメラはJVC製GZ-EX250を使用しています。動画はフルハイビジョンですが、静止画の解像度が動画と同じ1920x1080なのが残念です。
購入した理由は、2万円台と安価で、Wi-Fi経由で、EveroSyncというアプリを使って、モニターしながら、操作できる点です。


everio_sync_02.jpg


(マルチコプター部)

フレーム: STO製 S-606
モーター: 450S 1000KV x6
ESC: FlyFun 30A x6
バッテリー: Kypom 3S 3700mAh 35C x2
プロペラアダプター: Hyperion HP-ADAP-32L
プロペラ: APC 10x4.7
コントローラー: DJI NAZA + GPSコンパス
カメラジンバル: STO製 ピッチ・ロール制御
カメラ: JVC製GZ-EX250 「お出かけモード」で使用
ルーター: PLANAEX MZK-MF300D APモードで使用


(地上操作部)

Wi-Fi中継器: PLANAEX MZK-EX300D
操作アプリ: Everio Sync (iOS用とAndroid用とがあります)
端末: iPad2 または GALXY SⅢα を使っています。

everio_sync_03.jpg


Wi-Fi経由でモニターできます。デジタルのためタイムラグがありますが、なんとか操作できます。
手元で、録画の開始・停止、ズーム操作ができます。また、スナップショットで静止画が撮影できます。


everio_sync_04.png


空撮テストをしたときの動画です。
上昇時は安定していますが、急降下させると揺れます。最後は、オートランディングです。



Youtube画像では、ギクシャクした画像になっていますが、元データ(AVCHD形式)では、なめらかです。自動車などの動きを見てもらえば違いが判ると思います。Youtubeでの補正はしておりません。


2013年03月31日

スマホ用スタンド(送信機取付タイプ)の製作



空撮カメラのモニターと操作を行うためのスマホを送信機に取り付けることにしました。
今までは、iPad2をテーブルに置き、操作しておりました。
可動性を考えると、スマホの方がいいかな、と思います。
電話がかかってきたとき、どうするの?・・・ とりあえず「ブロックモード」にし、撮影後、コールバックする。


sphone_stand_01.jpg


sphone_stand_02.jpg sphone_stand_03.jpg


SEIWA製スマートホルダースタンド W727(商品コード:4905339107276)をカーショップで購入し、それを改造しました。
私が使っているスマホは、GALAXY S Ⅲα で、他のスマホと比べサイズが大きく、適合する商品が限られました。
また、容易に取り取り出せるタイプより、ガッチリ固定できるタイプの方が、今回の用途に適しています。

まず、車内に取り付ける部分(両面テープ付)を取り外します。ピンを抜くと外れます。中にはスプリングが入っていました。


sphone_stand_04.jpg


リューターとヤスリを使い、次のように加工しました。


sphone_stand_05.jpg sphone_stand_06.jpg


完成した写真です。


sphone_stand_07.jpg sphone_stand_08.jpg


送信機のフックアダプターにM3x12ボルトで取り付けました。ナットは10φx10の大きなものを使いました。



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