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2012年11月 アーカイブ

2012年11月01日

Hyperion EOS充電器のファームウェアのアップデート方法



【 ハイぺリオン製EOS充電器のファームウェア アップデート方法 】


◆ 手順


1. USBドライバーのインストール

  既にインストール済みの場合は不要です。

2. ファームウェアのアップデート

  設定データが全て消えます。(工場出荷時に戻ります)

3. 複数台のEOS充電器をアップデートするとき



◆1. USBドライバーのインストール


● EOS充電器の電源をONし、USBケーブルでPCとEOS充電器とを接続します。

次のようなメッセージが表示されたら、ドライバーソフトウェアのインストールが必要です。


driver_notfound_01.png



● ドライバーソフトのダウンロード

SILICON LABSのダウンロードサイトを開きます。

https://www.silabs.com/products/mcu/Pages/USBtoUARTBridgeVCPDrivers.aspx


cp210x_driver_install_01.png


「VCP Driver Kit 」をクリックし、「保存」します。


cp210x_driver_install_02.png


「CP210x_VCP_Windows.zip 」を解凍します。 右クリック ⇒ 「すべて展開」

下図は展開したフォルダー内です。


cp210x_driver_install_03.png


「slabvcp.inf 」ファイルの場所を覚えておいてください。

(注意) 「DriverInstaller_x64.exe 」や「DriverInstaller_x86.exe 」を実行してはいけません。


● ドライバーソフトのインストール

「デバイスマネージャー」を開きます。
「スタート」 ⇒ 「コンピューター」を右クリック ⇒ 「プロパティ」 ⇒ 「デバイスマネージャー」

「ほかのデバイス」 の 「CP2102 USB to UART Bridge Contoroller 」を選択し、右クリックします。


cp210x_driver_install_04.png


「ドライバーソフトウェアの更新」をクリックします。


cp210x_driver_install_05.png


「コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索します」をクリックします。


cp210x_driver_install_06.png


「参照」をクリックします。


cp210x_driver_install_07.png


先ほどの「slabvcp.inf 」ファイルのある場所(フォルダー)を指定して、「OK 」をクリックします。


cp210x_driver_install_08.png


「次へ」をクリックします。


cp210x_driver_install_09.png


cp210x_driver_install_10.png


「閉じる」をクリックします。

これで、ドライバーソフトウェアのインストールは完了しました。

「デバイスマネージャー」で確認します。 下図のようになれば成功です。


cp210x_driver_install_11.png



◆2. ファームウェアのアップデート


● ファームウェアのダウンロード

HyperionのEOSファームウェアのダウンロードサイトを開きます。

http://media.hyperion.hk/dn/pc/eosfw582.html


eos_update_01.png


対応機種名をクリックし、「保存」します。

以下、「EOS0615iDUO3 」を例に説明します。


eos_update_02.png


「615DUO3.zip 」を解凍します。 ファイルを右クリック ⇒ 「すべて展開」

展開作業中に次のメッセージが表示されます。 


eos_update_03.png


Windowsでは不要なので、「スキップ」をクリックします。 もちろん「はい」をクリックしても構いません。


eos_update_04.png



● ファームウェアのアップデート


以前の設定データが全て消えますので、必要に応じて、内容を控えておいてください。


eos_update_05.png


「EOS_FW_UP_24.exe 」をダブルクリックし、実行します。

セキュリティの警告が表示されます。


eos_update_06.png


「実行」をクリックします。


eos_update_07.png


「Search」をクリックします。


eos_update_08.png


「Device」 が 「Silicon Labs CP210x USB to UART Bridge・・・」のものを選択し、「OK 」をクリックします。


eos_update_09.png


「Browse 」をクリックします。


eos_update_10.png


ファームウェア「*.bin 」 ファイルを選択し、「開く」をクリックします。

ファイル名は、「 hp_(機種名)_(バージョン).bin 」となっているみたいです。


機種名とバージョンを確認してください。

今回が最初のダウンロードであれば、「EOS_FW_UP_24.exe 」と同じフォルダーにあると思います。


eos_update_11.png


「Program 」をクリックします。


eos_update_12.png


これで、アップデートは完了しました。

「Exit 」をクリックして、プログラムを終了します。

USBケーブルを抜きます。


◆3. 複数台のEOS充電器をアップデートするとき


● 同一機種の場合

 プログラムを終了せず、USBケーブルの接続を差し替え、「Program 」をクリックします。

● 機種が異なる場合

 対応する機種のファームウェアをダウンロードし、解凍します。
 「EOS_FW_UP_24.exe 」は、どの機種においても共通(同一ファイル)なので、
 「Browse 」をクリックし、機種にあったファームウェアファイル(*.binファイル)を指定し、「Program 」をクリックします。


  

2012年11月07日

電源分配器

マルチコプターS606用に電源分配器を製作しました。

以前作ったものは、複数の電線をスズメッキ線で縛り、半田付けしたもので、接続部分がモッコリしていました。

今回は、プリント基板を使ってスリムにしました。

使用したのは、1.6mm厚の両面ガラスエポキシ基板です。


pcb_sanhayato_31r.jpg


電線を並べてみて、適切な大きさにカットし、両側面の端1mmほど、銅箔を取り去ります。
これは、絶縁のための収縮チューブが破れたときの、ショート防止です。


distributor_01.jpg

製作過程です。


distributor_02.jpg


完成した写真です。


distributor_03.jpg

distributor_04.jpg

distributor_05.jpg


S606フレームに収めたところです。


distributor_06.jpg

バッテリー並列接続ユニット

安価なバッテリー並列接続ユニットを購入したのですが、
・コネクターがフィットしない。
・半田のみでブリッジしている。
との、理由から自作することにしました。

購入した物は、こんな作りです。

parallel_unit_other_01.jpg parallel_unit_other_02.jpg

ただ、半田を盛って接続しているだけ。 これじゃ、まるでヒューズではないか!?


(自作)

コネクターは、高価ですが、ディーンズ正規品を使いました。

接続する部分の製作です。
1.6mm厚片面ガラスエポキシ基板を2枚貼りあわせて、両面にしました。


parallel_unit_01.jpg


parallel_unit_02.jpg


左右側面から1mm銅箔を剥ぎます。 これは、ショート防止のためです。

カッターナイフで切れ目を入れ、半田コテで熱すると、容易に剥がれます。


parallel_unit_03.jpg parallel_unit_04.jpg


半田メッキしておきます。


parallel_unit_05.jpg parallel_unit_06.jpg


オスコネクター2個(+側)を基板に半田付けします。2個のコネクター間には、少し隙間を設けます。
Tコネクターのなかには、滑り止めの凸が付いているものもあるためです。


parallel_unit_07.jpg


半田を盛るだけより銅線を併用する方が電気抵抗が少なくなります。
銅線は、2mmVVFケーブルから取りました。

コネクタと基板との隙間を埋めるため、適当な厚さ・長さに加工します。


parallel_unit_08.jpg parallel_unit_09.jpg


(-)側は、このように平らにした銅線を配置します。


parallel_unit_10.jpg parallel_unit_11.jpg


(+)側、(-)側ともに半田付けします。

オスとメスとを差し込んでいます。 これは、熱によって電極が(わずかに)ずれるのを防止するためです。
私は、Tコネクタを半田付けする時はいつもこのようにしています。 
コネクタの脱着が、とてもスムースです。 オス電極に付いたスリ傷を見ても面全体で接触している様子が伺えます。


parallel_unit_12.jpg parallel_unit_13.jpg


オスコネクター2個の間の隙間を埋めるためのスペーサーをプラ板で作ります。


parallel_unit_14.jpg parallel_unit_15.jpg


収縮チューブを被せます。


parallel_unit_16.jpg


完成です。


図面です。 ここに表示されているのは実寸ではありません。
JWWファイルかPDFファイルをダウンロードして、使用してください。

parallel_unit_17.png


icon_jwcad.png 並列接続ユニット図面(JWW)ファイルをダウンロード

icon_pdf.png 並列接続ユニット図面(PDF)ファイルをダウンロード

2012年11月15日

静電気の「パチッ」はいやですね~

車から降りて、ドアを閉めようとしたとき、静電気で「パチッ」!
ビックリします。暗いときには、火花だって見えます。

私は、それを回避するため
地面に足を接地するまで、ドア(車体)から手を離さないようにしています。

静電気は摩擦によって生じますが、その量は衣類の素材によっても異なります。
下図において、距離が離れているものほど多いようです。


staticelec_01.png


図中では、アクリルとウールの組み合わせが最も大きいです。
生地の素材や重ね着の組み合わせを考慮すると静電気の発生量を少なくできるようです。

私を含め、頭では分かっているけど、実践するとなると難しいものでしょう。


2012年11月22日

iPadを自動車で充電する

iPadには専用ACアダプタと充電ケーブル(USBケーブル)が付属しています。
しかし、他社のUSBアダプタを使ったら充電できません。
また、市販されている車のシガレットに差し込むタイプのUSB充電器のうちiPadに対応しているものは少ないです。

調べてみて、次のことが分かりました。

(条件1) 出力が5Vで、1A以上の容量が必要です。
   市販されているものの多くは0.5A出力です。

(条件2) 2番ピン(-DATA)と3番ピン(+DATA)とを短絡しなければいけません。
   5Vを加えた後、2番ピンと3番ピンとを短絡しても充電を受け付けてくれませんでした。 同時でないとだめなようです。


usb_a4_conector.png


2番ピン(-DATA)と3番ピン(+DATA)とをオープンした場合は充電を受け付けません。


ipad_charger_01.jpg


2番ピン(-DATA)と3番ピン(+DATA)とを短絡すれば、充電されます。 電流は約1.1Aです。


ipad_charger_02.jpg


近日中に、Li-PoバッテリーでiPadを充電できるアダプターを製作したいと考えています。


2012年11月23日

JVC製 Everio GZ-EX250を空撮に使ってみました

everio_gz-ex250_01.jpg


この Everio GZ-EX250 は、Wi-Fi (無線LAN)を装備しており、遠隔モニターや遠隔操作ができます。
Everio Sync という専用アプリを使う他、ブラウザでも行うことができます。
Everio Sync には iPhone、iPad、Android 用が用意されています。


everio_gz-ex250_02.jpg


iPad2 でモニターしている様子です。
画面が反射して、自分の顔が写っているようです。(笑)


everio_gz-ex250_03.jpg


見にくいので、次の画面にて簡単な説明をします。
この画面はブラウザ表示画面をキャプチャーしたものです。


everio_gz-ex250_04.png


モニター機能には、ズーム、録画の開始/停止、スナップショット(静止画記録)が使えます。
電池残量も表示されます。

撮影した動画や静止画ファイルを Wi-Fi 経由で PC や iPad などに転送できます。

(感想)
 ・ 遅延(1秒近い)がありますので、静止画を撮影する時にはシャッターチャンスを逃してしまいます。
 ・ フォーマットは「モーションJPEG」が良いと思います。
 ・ 電波が弱くなると画像が止まってしまいます。 これはしかたありません。
 ・ モニターとして使用するには十分だと思いました。
 ・ ズームやシャッター操作ができるのが便利です。 以前はサーボで行っていました。


CARMATE製 iPad対応2口USBソケット

CARMATE製 iPad対応2口USBソケット 品番:ME103 です。


charger4ipad_01.jpg

charger4ipad_02.jpg


ちゃんと iPad の充電ができました。

内部基板です。 スイッチングレギュレーターを採用しています。


charger4ipad_03.jpg

charger4ipad_04.jpg

charger4ipad_05.jpg


性能を調べてみました。


負荷電流[A]    出力電圧[V]     リップル[mVp-p]
  0.0           5.04           100
  0.5           5.03           250
  1.0           4.97           200
  1.5           4.90           150
  2.0           4.20            60
  2.5           3.49            50

(考察)
 ・ 1.5Aまでなら使えるでしょう。
 ・ リップルが多いので、充電以外の目的では使用しない方が良いと思います。
 ・ パワーTrがかなり高温になります。 でも、大丈夫でしょう。
 ・ USBが2口ありますが、電源は内部で並列接続されています。 したがって、合計電流が1.5A以下なら使用可能です。 iPad 2台は無理です。


2012年11月24日

バーコード リーダーFS-9800を買いました



アプライドで購入しました。

他の目的で行ったのですが、安かったので、つい買ってしまいました。


barcodereader_01.jpg   barcodereader_02.jpg


帰ってから、インターネットで検索したらAmazonで 2,980円(送料無料)で販売されていました。

ガクッ!!

しかしながら、Amazonでは、「付属品:簡易英語マニュアル」となっています。
私が買った商品には、「Programing Manual」と書かれた全61ページのマニュアル(英文)が付属しています。
これを「簡易英語マニュアル」と呼ぶのかは?です。

以前、ペンタイプのものを使ったことがありました。 ペンタイプでは、手を動かさなければいけませんでした。

今回のものは、自動でスキャンしてくれます。

バーコードの大きさにもよりますが、だいたい20~30cm位離しても読み取ってくれます。 当然、左右逆でもOKです。

何に使おうかな???  私の頭をスキャンしたけど、読み取らなかった。 よかった、よかった(笑)

検索サイトで、バーコードを入力すると、商品名が分かります。


barcodereader_03.png


バーコードを作りたい(印刷したい)方へ

バーコードフォントを無料で配布しているサイトがありました。

http://www.technical.jp/barcode/font/index.html


フォントのインストール

ダウンロードしたフォントファイル(*.ttf)を選択し、右クリック ⇒ 「インストール」します。
 実験的に「CODE39.ttf」をインストールしてみました。


barcodereader_04.png


Excel を使って印刷し、バーコードリーダーを使って読み込んでみました。

A列のフォントに「CODE39」を指定しています。


barcodereader_05.png


(感想)
 ・安価で性能が良いので満足しています。
 ・利用目的は、これから考えます。
 ・レーザータイプなので、LCDモニターなどの画面に表示されているバーコードは読み取れません。


お気に入りの芋焼酎

芋焼酎を初めて飲んだ時、「臭い」というイメージを持っていました。

しかし、これを飲んでから、芋焼酎が好きになりました。


ishiyakiimo-syotyu_01.jpg  ishiyakiimo-syotyu_02.jpg


商品コード:4544774005725
検索サイトで、4544774005725 を入力するとヒットします。

ウ~ン、この香り、まさしく「焼き芋」でした。

以来、さつま芋の中でも「鳴門金時」を原材料にした芋焼酎を飲んでいます。


2012年11月26日

空撮 ~ 2012/11/25

青空だったのですが、遠くは霞みがかかっています。 光学ズーム x5

PIC_0064s.jpg


PIC_0066s.jpg



2012年11月27日

大きなブロッコリー

こんなに大きなブロッコリーを収穫しました。


broccoli_01.jpg


2012年11月28日

機体発見ブザー

RC/Gクラフトで購入した「機体発見ブザー TypeⅠ」です。


batteryalarm_02.jpg  batteryalarm_01.jpg


RC/Gクラフト
http://www.rc-gcraft.com/index.html

空きチャンネルに接続するタイプで、580円でした。 小型・軽量で音量も大きく、良かったです。

電源投入時に、確認の「ピー」となります。 アラーム音は「ピー・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピー」の繰り返しです。
連続音より聞き取りやすいと思います。

信号のパルス幅が1750μ秒を超えると鳴ります。 ニュートラル(1500μ秒)付近に設定していない点も気に入りました。

コネクターはJRタイプですので、FUTABAもOKです。
JR受信機に装着すると、少しきつめなので、コネクタハウジングを少し削るとよいでしょう。

(実測値)
大きさ:         16mm(W) x 16mm(D) x 13.5mm(H) (基板のみ、凸部を含む)
重量:          4.7g (ケーブルを含む)
ケーブル長:      190mm (基板からコネクタ手前まで)
ON/OFFのしきい値: 1750μsec
待機電流:       20mA
最大電流:       250mA (ブザー稼働時、断続音なので平均値は150mA程度です) 

ATMEL製AVR8ビットマイコン「Tiny13/A」を使っています。 ブザーはHYDS(中国製)です。


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