Honda Jet
以前に
自動車メーカーのホンダがビジネスジェットを開発していることを報道を知り、
チャンスが有れば、ホンダジェットをこの目で絶対見たいと思っていた。
この前の5月2・3日に岡南飛行場へホンダジェットがやってくるという話を聞き、
岡山初登場を見たかったので2日の最初を申し込んだところ、運良く見ることができた。
今か、今かと空を見上げていると、東の空から小さな機体が見えてきた!
ホンダの夢を乗せた小さい機体は、ビックリするほど静かに岡南飛行場へ降りてきた、
さすがに着陸距離900mという性能の飛行機です、
滑走路のほぼ半分くらいで減速を完了、これは短いらしい!
輝いています! 美しい機体です、格好イイ~! 価格 5.4億円!
今回のホンダジェットのお披露目会で勉強した内容は、
胴体はF1マシンなどと同じカーボンの一体成型複合材などにより機体を強固かつ軽量にして、
最大高度約13,000mで飛行できるとの事。
高高度を飛行するメリットは空気が薄くなって空気抵抗が減るため、
低高度より速く飛べるようになる。
空気抵抗が減るので、低高度より少ないエンジンへの負荷で飛べて、
燃費が良くなり、同サイズのライバル社の機体に比べると約30%ほど燃費が向上しているという。
高高度では悪天候やジェット気流による乱れなどの影響を受けにくく安定して飛べるなど。
ほとんどのビジネスジェットはエンジンを胴体側面後部に搭載するのに対し、
ホンダジェットは主翼の上面に取付られている。
これにより、後部のキャビンスペースがライバル機よりもかなり広くなっている。
高度が上がると空気が薄くなり、気圧も下がるので、
機内に空気を送り込んで気圧をあげる必要があり、
機体には気圧の低い外側に向かって膨らもうとする力が働き、
その膨張に機体が耐えられるだけの、頑丈な機体が必要だそうです。
ホンダが開発したジェットエンジンは驚くほど小さい、直径は50cmちょっと位かな?
昔、ホンダで歯車の一つとして片隅で働いていたから、
今回、ホンダジェットをこの目で見れてほんとに嬉しい。
そういえば当時、ホンダにアイデアコンテストというコンテストが有ったが今も存在するのかな?
独創的で開拓心旺盛で独自路線を行くホンダだからこそ作れた、この飛行機です。
近い将来、ビジネスジェット市場をホンダジェットが制覇する日が来るかも?